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EPISODE 05 給湯器の仕組みって?

TECH君はまみちゃんに給湯器の仕組みについて説明することになった。

TECH君、田舎のお祖母ちゃんの給湯器が壊れて修理してもらうみたいなんだけど、「ついでに浴室リフォームしたら?」って冗談で言ったら「色々教えて」って質問されちゃったよ、どうしよう!

ははは、しっかりアドバイスしてあげなくっちゃね!

だからね、いつものことで悪いんだけどさ・・・。

よしっ!それじゃ給湯器の種類から行ってみようか。

そうこなくっちゃ!

・・・。給湯器のエネルギー源となるものが大きく分けると4種類あるよ。
@石油 Aガス B電気 C太陽熱
これが代表的なエネルギー源って感じかな

なるほど。全て同じように機能しているの?

専用タンクに貯めた水を加熱する貯湯タイプと、
水が燃焼器具を通過するときに加熱される瞬間タイプがあるよ。貯湯タイプのエネルギー源は主に電気や太陽熱、瞬間タイプが主に石油やガスになるんだ。

なるほどね。水の暖め方が2種類あるんだね。
ちなみにお祖母ちゃんの給湯器はガス給湯器だよ。

よし!じゃあ、ガスによる瞬間タイプの給湯器を紹介して行こう。まずは一般的なガス給湯器ね。水が燃焼器具を通過する時に強制的に加熱されるのが分かるかな?

      
        

うん、わかる!


沸かしたお湯は、お風呂やキッチンにまで活用できるよ。ガス給湯器とはいえ、浴槽下から熱いお湯を足す「足湯」機能を持ったタイプもあるよ。

   

あれ?お祖母ちゃんのガス給湯器は「追い焚き」が出来たけど!

給湯と風呂がま機能が一緒になっているタイプは「追い焚き」はもちろんだけど、自動で「お湯張り」や「保温」「足湯」までの機能を持っているものも存在するからね。

   

そっか、タイプ毎に持っている機能も違うんだね。それと、お祖母ちゃんの給湯器って床暖房の機能も付いてたよ・・・。

そっか、お祖母ちゃんの家は床暖房なんだね。床暖房機能まで持っているものだから、こんな感じになるのかな。給湯用のお湯と暖房用のお湯を振り分けているんだ。暖房用のお湯は浴室暖房乾燥機、床暖房を循環してから再び燃焼器具側に戻ってくる。そこで再熱ってわけだ。もちろん、風呂がま付きの全自動タイプも存在するよ。

こんなシステムを考えた人ってホント、すごいわね。
電気や太陽熱をエネルギー源にしている給湯器はどういう仕組みなの?
・・・その前に一度お茶休憩したいな〜。

・・・。それでは、休憩してからまた説明するね。

続く

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