以下のエアコンの節電対策はご存じでしょうか。 ①部屋の断熱効果を上げる（遮光式カーテンにする） ②エアコンの掃除はこまめにする ③室外機の周りに、物を置かない ④設定温度を「28℃」にする また、これからエアコンを設置する人にもアドバイスがあります。 ①直射日光が当たる場所に室外機を設置するのはできるだけ避けましょう。 ⇒室外機は冷房時、冷媒を高温高圧の気体から液体にするために廃熱をしているため。 ②できるだけ日陰で、配管が短くなるような場所を選びましょう。 ⇒室外機と室内機を接続する配管も直射日光の箇所を避け、長さが長くなるとその分、効率が下がります。 【×な例】 直射日光により、効率が落ちてしまいます。紫外線などで配管や本体の劣化も早くなります。冷房時は室外機から廃熱しているので、室外機の前に廃熱を妨げるようなものは置かないようにしましょう。

【○な例】 設置箇所に自由度がない場合は、室外機や配管に断熱効果のあるオプション品があるので、設置会社に相談してみましょう。

家庭用エアコンの特徴として、作動開始時にたくさんの電力を使用するため、「暑くなったらON、涼しくなったらOFF」とこまめに電源を切って使用すると、エアコンの作動が安定せず逆に使用電力が増えてしまうケースがあります。短時間の使用を控えて、エアコンの作動が安定するような使い方を心がけましょう。

続いてはお部屋の照明です。普通の電球（白熱灯）を使用しているのであれば、早めに「LED電球」に交換することを勧めます。データを見ると節電効果は一目瞭然。使用電力、寿命、金額が数倍違うため、ランニングコストを考えた場合、大きな差が出ます。

例えば、1時間に1000Wを使用した場合の電気代が20円で計算をすると…

LED電球は白熱灯に比べると価格は高いですが、寿命と使用電力で比べるとかなりの節電になるためお薦めです。