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食器洗い乾燥機について詳しく知りましょう。
お皿やコップをピカピカにする食器洗い乾燥機について、手洗いする場合と比べてみましょう。
まずは、食器洗い乾燥機の汚れの落とし方について。
食器洗い乾燥機にも種類がいろいろとありますが、基本的にはヒーターなどで温まった専用洗剤入りのお水をポンプでノズルへと送って、ノズルからその洗浄水を食器に噴射しています。よって手洗いとは、お皿の洗い方がいくつかの点で異なります。 ①高温洗浄 手洗い時の平均的な水温は40℃ほどですが、食器洗い乾燥機では60℃や80℃など高い温度で食器を洗います。 温度が高ければ高いほど、汚れが溶けて衛生的。※中には食器洗い乾燥機に適用していない食器もあるので気をつけましょう。 ②噴射する水流 水道では出せない強力な水流で食器を洗うので、しっかりと汚れを落とすことができます。スポンジだと届きにくい場所や、がんこな汚れもキレイに洗えます。例えば、泡だて器の内側、ガラスの底、おろし金など、普段スポンジで洗いにくいものもしっかりと洗えるのはうれしいですね。 ③食器洗い専用洗剤の使用 メーカーによっては洗剤を使わなくても良いものもありますが、一般的に専用洗剤には、手洗いで使う洗剤に含まれていない酵素が入っているケースが多いです。 例えば、黒ずみなどをキレイにする酸化漂白剤や、分解能力が高い酵素など。このため汚れを落とす能力が更にUPします。 ※中には洗剤を使わなくても良い食器洗い乾燥機もあるので、取扱説明書をよく確認しましょう。 食器洗い乾燥機は洗浄力が高く、殺菌効果が高い。加えて水道代と電気代も手洗いに比べるとかからないと言われていて、経済的です。 食べかすについては、食べかすをためるフィルターがあるので、使用のたびに手入れをする必要があります。食べかすがたまると、悪臭の原因となり、洗浄時にポンプから洗浄水が行かず、洗い上がりが悪くなってしまうことも。手入れ自体はとても簡単で、フィルターは汚れがつきにくいように加工されているため、本体からはずして洗い流せば良いだけ。使用後に毎回やるのが理想的です。ただし、注意したいのはフィルターを洗うタイミング。使用してから数時間後に行うのがベストです。食器洗い乾燥機は、80℃など高温で運転しているため、少し冷ましてから手入れをしないとやけどしてしまうことがあります。 ビルトインタイプと卓上タイプ両方とも、構造は同じですので、基本的なことに変わりありません。もう一点注意したいことは、直接ホースかなにかで食器洗い乾燥機に水をかけないこと。水を大量にかけてしまうと、排水が詰まるなど故障の原因になってしまいます。 そのほかの注意点は… ①食器洗い乾燥機を使用する時は、専用洗剤を使います。普通の洗剤を使うと、泡だってしまうなど、十分に能力を発揮しないことがあります。 ②正しく食器をセッティングすることもキレイにするためには大事。 ③洗浄時に適正な量の食器を入れないと洗浄しきれないことがあるので要注意。 「正しく食器をセッティングする」というのは、コップの向きを下にするなどです。コップを上向きにおいては汚れが落ちないので、しっかりと正しい向きにセッティングすることが大切です。