EPISODE 11 地デジ完全ガイド:デジタル放送-1
2011年7月のアナログ放送終了まで残りわずか!地上デジタル放送導入への完全ガイドをお届けします。
まずは「デジタル放送の種類-1」編。
ついに地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行が目前に迫ってきたわね!
そうだね!今回は地上デジタル放送に関することを再確認しながら進めていこう。
よろしくです。
まずはデジタル放送を受信する際の種類と特徴を再確認しよう。
うんうん。
一つ目はアンテナを使用しての受信なんだけど、UHFアンテナを設置するのが基本中の基本。これに対してデジタルチューナー内蔵テレビやレコーダー、あるいは地デジ用の単体チューナーを用意すればOK。
【UHFアンテナの豆知識】 | ||||
デジタル放送に必要な「UHFアンテナ」には3種類あるよ。それは: ①短・中距離に向いているタイプ ⇒ 最もオーソドックスで一般的に多いUHFアンテナだよ。 社団法人 デジタル放送推進協会のウェブサイトで受信可能エリアとされている地域はこのタイプ。 ②長距離受信に向いているタイプ ⇒受信状態が不安な人にお奨めだよ。詳しくは工事業者さんに確認してみるのも良い方法だね。 ③「室内/室外共用アンテナ」 ⇒地上デジタル放送用「室内/室外共用アンテナ」も数多く登場しているよ。ただし、一定の電波強度を得られる環境が必要となるんだ。 |
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なるほどね!
二つ目はアンテナを使用しないで受信する方法。その代表的な方法はケーブルテレビの利用になると思うよ。ケーブルテレビ局の大半が地デジ放送サービスを行っているから直接問い合わせてみよう。
【ケーブルテレビの豆知識】 | ||||
ケーブルテレビの地デジ受信方式は大きく分けて2タイプ存在するよ。専用セットトップボックス(STB)を使用のトランスモジュレーション方式と、デジタル放送波をダイレクトにケーブルに乗せて伝送するパススルー方式。 セットトップボックス(STB) STBは、一般的にデジタル放送受信のための基本コース料金とは別にSTBリース料金が必要となるけど、デジタルチューナーを内蔵していないテレビでも視聴できるのがメリットだよ。ただし、デジタルチューナー内蔵レコーダーとの連携が不可能になるケースも多いから購入するレコーダーの選択幅が限られてしまうデメリットもある。 パススルー方式 パススルー方式は、最もベーシックな受信基本コースで視聴が可能だけど、個別受信と大差がないからデジタルチューナーが内蔵されているテレビやレコーダーは必ず必要になるよ。その代わりデジタルチューナー内蔵製品ならではの操作性を得ることができるし、テレビやレコーダーなどの増設にも全く問題は生じない。ただし、衛星放送を受信する場合は専用パラボラ アンテナの設置が必要になるよ。(一部のCATV会社では対応が可能となっているので詳しくは直接問い合わせてみよう) |
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そうなんだ!知らないことがたくさんあるんだなぁ。
あともう一つ、ブロードバンド回線を利用する方法もあるよ。次はそこを説明しよう!
よろしくです。
つづく