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TECH君のQ&Aコーナー

Q1)薄型テレビの選び方や使い方について教えてください

■サイズ選び
ブラウン管テレビから薄型テレビに買い替える際、画面が大きくなったという印象が感じられないことがあります。この印象に関連してくるのが「高さ」です。大半のブラウン管テレビは画面縦横比が4:3ですが、薄型テレビは16:9となります。実際にはサイズが大きくても対比の問題で買い替え前の画面よりも小さく感じてしまうのです。買い替えの際には画面サイズだけでなく「高さ」も考えてみると良いでしょう!また、画面を囲むベゼル部分にも要注意です。ベゼル幅が広いと画面そのものがベゼルの中に埋まってしまう印象が感じられます。逆にベゼル幅が狭いと同じ画面サイズであっても、ベゼルより画面そのものの印象が強くなって大画面のイメージが強く感じられるでしょう。



■省エネ性能
家電業界だけでなく、世の中は正にエコブーム真っ只中です。薄型テレビもそんな省エネ性能が前面に打ち出されていますが、メーカー毎の電気代差はわずかであると認識して良いでしょう。それよりも、省エネ機能を使うことでテレビそのものの寿命を長くする効果があることに意識を向けると良いかもしれません。画面の明るさを省エネモードにすると光源を抑えることになります。常にフルパワーで動き続けることと、そのパワーを使い分けることでは・・・ということですね。そして触れておくべき点として「プラズマテレビは電気代が高い」という話は、既に過去のものであるということでしょう。事実、液晶テレビとの差は無くなりつつあるのです。65型強の超大型サイズでもない限りはプラズマテレビを敬遠する必要はないでしょう。

■画質
大画面テレビを家族で楽しみたいものですよね。とはいえ、家族それぞれが同じ場所から視聴できるとは限りませんから、視野角の広いテレビを選択したいところです。視野角については問題視されていた液晶テレビもかなりの改善が見受けられます。IPSパネルを搭載したモデルなどは寝ながら視聴していても色合いがクッキリした映像を楽しめるでしょう。では、液晶とプラズマのどちらが良いのかという疑問点に関して、実は明確な答えはありません。どちらかを選択する際、参考にしていただければと思いますので下記内容をご確認ください。
※視野角/動きの速い映像/暗部再現性能※ 液晶テレビの弱点とも呼ばれていた部分に関しては、大幅な改善が奏功しているため以前の様な違和感は低減されているでしょう。しかしながら、これらを完全にクリアしているわけではありません。従って「映画」「スポーツ」の視聴に関してはプラズマテレビに分があるでしょう。ではプラズマテレビの弱点はというと、実はブラウン管テレビの弱点と似ているのです。一般家庭 で使用されるリビングなどの明るさ(蛍光灯やLEDなど)であれば問題ありませんが、部屋に差し込む自然光の下では映像そのものがボケてしまう印象は否めません。

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