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EPISODE 14 地デジ完全ガイド:デジタル放送-4

2011年7月のアナログ放送終了まで残りわずか!地上デジタル放送導入への完全ガイドをお届けします。今回のエピソードは「デジタル放送の種類-1」「デジタル放送の種類-2」「デジタル放送の種類-3」の完結編である「デジタル放送の種類-4」です。

アンテナケーブル類を購入する際にぜひ役立てて欲しいんだけど、「DHマーク」が表示されているものを選べば絶対に間違いがないよ。

DHマーク?

そう!(社)電子情報技術産業協会で審査・登録をされた商品だから、一定水準以上の性能を約束してくれるぞ。

そうなんだ!

「DHマーク」が付与されたUHFアンテナや衛星アンテナ、さらには受信システム機器などはその称号に相応しい商品だということをしっかりと認識しておこうね!

うん!これで地デジ放送への準備は万全だね。

最後に映像関連で触れておきたい豆知識を!

よろしく、よろしく!

プラズマテレビや液晶テレビとレコーダーなどを接続する際、映像と音声の劣化に要注意だぞ!


映像、音声の劣化?

接続ケーブル自体がデジタル信号をそのまま伝送できるHDMIケーブルを使うことが必須だよ。デジタル信号をアナログに変換しなければならないケーブルは、その過程でノイズが生じたり誤変換が起こることは少なくないんだ。

なるほどねぇ。

HDMIケーブルは、混色やノイズが生じる可能性は極端に低く、画角信号も伝送されてくるため、ワイド画面をありのままで表示可能だ。要するに、クオリティが高いままの映像や音声を楽しむことが可能ってわけ。

そっか。ブルーレイレコーダーを購入する際にHDMIケーブルを同時購入するよう、店員さんに薦められてたの忘れてた!

接続はHDMIケーブルで決まりだね!
アナログ波と共用の時期が終わればSD映像をHD信号に変換した簡易HD映像も見受けなくなるだろうし・・・

え?SD映像をHD信号に変換??

アナログ放送は4対3の横縦比であるSD映像だよね?これに対してデジタル放送は16対9の比率となるハイビジョン方式を採用しているわけ。ところが全ての放送がハイビジョン方式かというと残念ながらそうではないんだよね。

ふむふむ。

映画にドラマ、スポーツなどハイビジョン映像で楽しめる番組が増えてきてはいるんだけど、現時点では4対3によるSD映像をHD信号に変換した簡易版HD番組が意外なほど多かったりするんだ。

そうなの?

製作の予算が限られている番組が存在することは否めないだろうしね。そんな簡易版HD番組を目の当たりにする瞬間はCMに切り替わる時だと思うよ。家電や自動車、化粧品などのCMはHD映像が採用されたものが多く見受けられるからね。

そうか、番組とCMが切り替わった瞬間に映像の変化がわかるってことね?

                 

そうなんだよ!まみちゃんの言うとおり、デジタル放送って楽しいことがたくさんなんだよね!

ありがとうTECH君!地デジ化対応済のわたしでも本当に勉強になったよ!

           

地上デジタル放送化への不安を少しでも軽減できて、来たる完全地上デジタル放送の開始を楽しみにむかえる手助けができれば本望だよ。

うん!これからもよろしくね。

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